推しと夢の最終列車にのる

 

こんにちは、ヲタクです。


前回のブログを書いた際に、次はこの内容を書こう!となんとなく決めていたのに、
ヲタク業ってなんでこんなに予想できない事態が次々おこるんだろう?

全く予定になかったブログを今書いてます。

自分でも苦笑いでタイピングしてる。


推しイベと超大型台風が
現地でセッションはじめて
初イベントは中止となりました。


そんなスーパーゲスト誰がリクエストしたんだ…(よもや舞台の共演者をよんでくれ)


…ここで真っ当なヲタクであれば台風情報が報道され始めた時点で全行程取りやめていたんだろうけど、私は限界ヲタク。
前推しの舞台がうまいことスタートしてたからチケット取って前日入りして、前日に前推し舞台、翌日に推しイベントっていう天国行きプランを作った(奇跡か)
さらには現地の友人と上映会も入れて、死ぬほど予定を詰めていた当ヲタクは、前入りであれば飛行機がまだ生きていることを良いことに、全然台風に進軍するつもりでした。(中止となりましたが)
当初、推しの運営も前日の17時まで判断を粘るという方向性。正気ではないと一瞬脳裏を走ったが中止されなければ行く私も私である。(まあ結局中止ですけど)
結局、先ほど中止が決まって色々とキャンセルしてきた。(結局中止d


推しを拝めないのは辛いけど、でも天災には敵わない…命あっての推し活。
推しが台風のあれそれで怪我したり、推しが家に帰れなくて難民になったりして欲しくないので、中止は英断。台風こわいし。よかった。(マジで)
各所で、中止じゃなくて延期にして!とか、今回当選した人は次を優先して当選させて!とか、せこいリプライをめっちゃ見ましたが、次の機会は全員当選で待ってる!ってなんで言えんのか???????まあ、いい。とりあえず推しに直接抗議すんのはやめろ…筋違い。事務所通して。

 


おっと、話が逸れた(いつもの)


そういえば、『ファンイベント』なんてものは、上記で前推しと話した工藤遥のイベント1回しか行ったことがなかった。(加藤和樹のサイン会はある)
よく、私は複数ジャンルを履修してるし、ジャンル問わず誘われれば現地に出席してる為か、常に「そこらへんにいるでしょ?」みたいな認知をされることが多いし言われる。代行依頼もめっちゃくる。そんなわけはないし自分で行って買いなさい。(マジレス)
私はこれでも地方在住だ。でも、参加することに意義があると思っているので、やれる事はやってみる種族なのだ…楽しいが正義。

 


何かまた話が逸れたけど(話を戻す)
そういえば、前回の人生初のファンイベントは、
モーニング娘。’16 工藤遥バースデーイベント」
2016年の10月だから、もう3年も経ってるのか…時が経つのが早すぎる。
私は工藤遥ちゃん(元モーニング娘。)のファンをしていたので、(今も好きですが)
この時の話を思い出して今から書くので、特に興味がない場合はスルーしてほしいんだけど、つまりは、この時も死のスケジュールだった。


3年前なんて相当に社畜を極めていた。
有給は使えないし、土日休みと歌っていた癖になぜか土日祝関係なく仕事が入っていて、残業代も付けられないのに深夜まで残業をしていた。月々の給与もそれなりに低いのに良くやってたものだ。
仕事上破天荒な職員のバックアップをすることが多く、仕事を取ってきた人間が何故か机の中で仕事を腐らせることが多く(ほんとなんでだよ)事故にならない内に私が請け負って処理する爆弾処理班みたいなことを本当に毎日数十件こなしてた。気が狂う。


だから、毎日繁忙期()だったし、遥の誕生日なんて祝おうにも祝える訳もないと思っていたけど、ここで私のまあまあクレイジーなところが(自分で言うか)その前の週に体調を崩してガチで事務所内で白目剥いて倒れたこともあってこの日は休みをもらえたのでした。(やばすぎ)ま、翌日は普通に仕事だった訳ですけども。だから日帰りでした。


開場はディファ有明で都心から離れているためアクセスはちょっと悪かった。人っ子一人いない港の箱。ゆりかもめを駆使しても開場まで直線でも距離がある。
四角い開場は特に目隠しとかはなくて、物販のために早めに会場に向かっていたら、柵の向こうで推しがリハ入りするのに遭遇して、ばっちり目が合って手を振られた。
思わず、私も手を振った。
「ハルちゃん!今日見に行く、頑張って!」
「ありがとう!」
マジか、と思った。普通に会話しちゃった。
当時、私と一緒に歩いてた友達と手を取り合ってジャンプしたのを覚えている。奇跡的な遭遇だった。大好きな誰かに「応援している」と想いを伝えられるだけで人ってこれだけの幸福を得られるんだなって。


だけど…さっきも言った通り、日帰り弾丸だったので、次の日の会議にはいつもどおり座ってないといけない。日帰りマスト。
イベントが終了して帰りの握手(帰りに数秒握手できる)をパスして速攻で会場を出てダッシュしても間に合うかやばい。めっちゃやばい。最終に乗れるか微妙。
握手パスの扉から全力ダッシュで出ると、工藤遥は目の前にいた。
「ハルちゃんごめんね!またね!」
「おー!」
また手を振ってくれる。
推しはいつだって優しい。
私は現実に帰る。


仲間と一緒に、足がとれるかと思うくらい走った~~~!!!!!
会場を飛び出して外は待機してるヲタクもいてその人混みを掻い潜って、また走る。
工場ばかりの辺りは真っ暗で、でも、ポツポツある電灯はびっくりするぐらいの光量で道を照らしてる。それを目印に走る。
もう、社畜デスクワークの樹海に住む私は何年ぶりに走ることをしたのかって…ふくらはぎも久々の事に驚いて何度かつまづいた。


ここでめちゃくちゃ青春(?)するんですけど、(急に)

工藤遥がイベント中、歌を歌ったんですよ。

「Last Dream Train」!

「ロッタラ」の後に歌ったやつ!

私はそれがめちゃくちゃ好きだったんで、イントロ流れた瞬間泣いたんですけど、道を走ってる最中かな、友人二人のうち誰かか?(2人とも当時は私と同じ社畜だったので帰宅ダッシュも同行だった)それとも私か?

それを急に歌い出して笑ったし泣いた。

でも、私も歌った。

 


今だ ダッシュで向かって行こう
夢の最終の電車に乗る
怖がってばかりの私でも
今だ ダッシュで向かって行こう
ちゃんとこの目で確かめるよ
自分の限界を超えてみよう

 

新しい論理・理論は

自分で作ればいい

私は 私だから

 

 


めっちゃ叫びながら歌って、
ゆりかもめまで走って帰った。

 

多分3人ともイベントの感動と興奮と喜びと、握手パスしちゃった悲しさと、イベント終わっちゃった寂しさと、乗り過ごすかもしれない恐怖と推しが好きだー!って気持ちで馬鹿になってしまってた!

他から見たらトチ狂って歌って全力疾走してるヲタクだ。こわい。住宅街だったら、絶対近所迷惑で通報されてた。

よかった、都心から離れた港町、工場だらけの有明で。

よかった、推しから沢山の言葉をもらって歌をもらって元気をもらって。

号泣。


ちなみにイベント内容は詳細には書かないけど、めっちゃ良かった。
当時、工藤遥が将来は芝居で生きていきたいというのを私は彼女から握手の時に聞いてたし、誰がどう見てもそうなのは明白で。
握手会の握手数秒で、彼女の出演した舞台の挿入歌を一緒に歌うレベルで舞台の彼女が…私は好きだったから、芝居で生きていきたいってのは嬉しかったし、だからこそ、あのファンイベは、すごく素敵な構成だったと思う。(そういう寸劇も含んだファンイベだった)
ファンに宛てた答えが、それっていうのが。


その後、私は今後もたくさんファンイベントに行きたいな!と思ってはいたものの、結局土日祝日に行われるライブや舞台には行けても、彼女が卒業するまでの基本平日開催のバスツアーやファンイベには、私は一切参加できなかった。
でも、全然後悔してない。あの日に参加できて、出逢えて本当によかった。


当時、社畜ストレスで朝ごはんが食べれないと彼女に話したことがある(成り行きで)
和食がいいよ!ちゃんと食べて!と言われてから、遠征の時に飛行機の中で必ず買うようになった和食のお弁当がある。
彼女との約束だと思って食べれた。それからコツコツと朝食も食べれるようになったっけな??今も時々買ってる。

正直、今回の遠征でも買って食べようと思ってた。久々の工藤遥の舞台現場だったからだ。

まあ、叶わなかったけれども。


ファンイベって凄いよな。
アイドルだって、役者だって、それが本業じゃない。ファンのためのイベントなんだもん。
推しが好きで、推しがプロデュースする空間を味わうって素敵だった。1つ1つに意味があって、想いがある。それがファンイベントなんだなってあの時初めて知って、初めて感じ取ってた。
まあだから、今回も楽しみにしてた。


本当は、牧島輝くんの初ファンイベの話と、勿論、今回の話した工藤遥の主演舞台、魔法使いの嫁のレポートをガッツリあげる気だった。
けど、出来なくなった…台風の馬鹿野郎。
なので、私の初ファンイベのエピソードを代わりに載せておきます。ファンイベっていいよね!って話でした。


でも、次の機会に、絶対に、と思ってます。
まだまだ推し現場積むので!!!!がんばる!!!!!!

 

 

 


あの時、無事に最終の新幹線に乗れて食べたアイスクリームは、10月の癖に汗だくの私たちをとことん癒してくれた。

最近売ってるの見ないと思ったら、最近仲間と遠征しないからだと気づいた。私、1人の時は殆ど飛行機なんですよね。悲しい。ハロヲタの時は仲間が地元にいたから殆ど陸路を使ってた。道中も話しまくってたなあ!


死ぬほど走って疲れた癖に、私は仕事の活力まで沸いていて、翌日の職場であった10月次企画会議は勝ちを独占した。すごすぎ。推しパワー強すぎ。
奇しくも、推しのファンイベは前回も今回も、10月だった訳だ。

 

 

 

 

でも、ひとまずお預け。

推しと夢の最終列車に乗るのは


また今度。

 

 

 

推しと夢の最終列車に乗る話でした。